DS 『THE 交渉人』レビュー

ながかった…今まで攻略した『THE 鑑識官2』や『DS西村京太郎サスペンス』よりも、攻略にとっても長い時間がかかっている。なのに、まだ完全な攻略ができない…
と言う愚痴はここまでにして、『THE 交渉人』のレビューを書いてみようと思います。

『THE 交渉人』のシナリオはトータルで9本あります。シナリオの分岐はいくつかありますが、基本的には一本道です。総合評価の100点満点を目指さずクリアーだけを目指せば、比較的簡単にクリアーできるのでは。

誘拐や銀行強盗といった現在進行形の事件を解決する「交渉人(ネゴシエーター)」に注目したお陰で、従来のミステリーモノと比べるとストーリーに緊張感があります。しかし、選択を間違えても、その後の展開に大きな違いが現れなかったのには…

システム面で気になったことがいくつかあります。まず、選択肢を選ぶシーンでセーブができない所。セーブポイントに戻るたびに何回も長い文章を読まなければいけないのは、繰り返しプレイするのにとてもきつかった…また、スキップ機能も装備してほしかった。そして、捜査で見つけたキーワードを重要登録するというアイデアも面白い発想だけど、まだまだ上手く使いこなせていません。もし次回作を制作するのならば、このあたりに気をつけて開発してほしい。

『THE 交渉人』はシンプルシリーズだからチャレンジできた作品です。ミステリーでありがちな「探偵」や「警察官」だけでなく、はじめて「交渉人」という職業が脚光を浴びました。今後「交渉人」を題材にしたゲームが、ほかのメーカーからも発売されてほしい。できることならば、ショートシナリオをいくつか遊ぶタイプよりも、ドラマ「24」のような入り組んだストーリーをマルチエンディングで楽しめたらなぁ…

いくつかの欠点もあるけれど、それらを補う魅力を持った作品に仕上がっています。2800円のゲームにしては遊べると思うので、テキストアドベンチャーゲームが好きな人なら、『THE 交渉人』を遊んでみてほしいです。

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